歯並びを治した方の実際の紹介です。順序を追って経過を載せたいと思います。
歯並びに悩む方は多くいらっしゃいますが

今回は上の前歯の横が後ろに凹んでしまっているとお悩みの方です。

この状態の方を良く見かけますが、この歯並びの特徴としましては、笑った時に凹んでいる部分のみ暗く見えるため、歯が無い様な状況に見えます。また、この歯が見えなくてそこが暗くなると印象として老けた印象を与えてしまいます。
以下は実際に治療した方の症例です。
今回は上の歯にクリアブラケットとメタルワイヤー（現在ではワイヤーも白いものが主流です）　下の歯はアライナー（マウスピース）で多少補正をかけています。

目次
・症例紹介（治療経過の流れ）
・使用した治療器具の紹介
・この治療に関する副作用、デメリット、注意点
・治療費用
・まとめ

・症例紹介（治療経過の流れ）
１．初診

左右の側切歯（真ん中から左右に２つ目の歯）が後ろに凹んでいます。

２．装置を付ける（DBS）

顎の大きさに対して上の歯が大きいので、隙間を作ります。今は不格好でも並んだ後に綺麗に見える様にしてます。

３．１ヶ月目

向かって右側の後ろにいた歯が出てきた様に感じます。

４．２ヶ月目

向かって右の歯は前に出ました。向かって左の歯ももう少し

５．５ヶ月目

向かって左の歯が前にも上下的にもでました。ゴール間近です。

６．6ヶ月後　装置の撤去（リムーブ）

並びを改善し、ここからは夜だけ付ける固定用のマウスピースでお過ごし頂きます。

・使用した器具の紹介
上の歯の装置はクリアブラケットと当時は所々メタルワイヤーでしたが、今では全て白いワイヤーで行います。

下の歯には写真に写ってはいませんが、マウスピース型の装置を使用し、多少前歯を整えております。

・この治療に関する副作用、デメリット、注意点
装置を付けた直後は違和感、歯の痛みが生じる事があります。
歯を動かす過程で歯の染みが出る可能性があります。
治療後、固定用の装置をしなかった場合、歯が元に戻る可能性があります。
歯肉退縮、または、歯と歯茎の隙間（ブラックトライアングル）が生じる方もいらっしゃいます。

・治療費用
上の歯のみ（片顎）のクリアブラケット　35万円
下の歯のみ（片顎）のマウスピース矯正　40万円
上下のクリアブウラケット　　　　　　　65万円

まとめ
今回は具体的な経過を見て頂きました。今回の症例は24歳の女性の方でした。治療期間も半年で、また矯正歯科治療に踏み切った年齢もお若い為、綺麗な歯並びで過ごせる時間が増えたと喜んで頂きました。歯並びを綺麗にしたいと思っている方はご相談下さい。随時無料カウンセリングを行っております。